N・S
コーポレート管理部
スペシャリスト
2011年入社。管理部一筋で、現在は人事・総務・給与などを主に担当しています。趣味は旅行。旅先で美味しいものを食べるのがメインの目的で、昨年は箱根でのんびり、京都でステーキ、金沢で寿司に「至福のときを味わいました」。
コーポレート管理部のN・Sは、クレスコ・ジェイキューブの前身の1社であるエヌシステムに2011年に入社しました。入社直後から管理部門に配属され、以来一貫してバックオフィス業務を担当しています。
大学では、元来美味しいものを食べるのが好きなのと、将来は食品系の会社に勤めたいという希望があり、栄養学などを学びました。しかし「いろいろな縁が重なって」(N・S)、エヌシステムに入社することになりました。
管理部門への配属後は主に、給与、人事、総務、経理などのバックオフィス業務を担当してきました。「指示されたことをこなしていく中で、任せてもらえる仕事の範囲を少しずつ広げてきた感じです」と、N・Sは振り返ります。
管理部門の仕事をとおして得た“教訓”は、「根回し」と「調整」と言います。
「会社では同じ目標に向かって進んでいても、それに賭ける思いや打ち込み方はメンバー個々に違います。そこをうまく調整して、それぞれの気持ちを活かしつつ、スムーズに前へ進めるようにするのが根回しです。根回しがうまくいっている案件やプロジェクトは、みんなが気持ちよく仕事できるように思います」
「ただし根回しをうまく進めるには、メンバーそれぞれの気持ちをうまく汲み取ることや理解・説得・納得のプロセスが必要です。人は個性も違いバックグラウンドも違いますから、何をどのように話すかについては、いつも細心の注意を払います」
エヌシステムへの入社後10年目にグループ3社が合併し、クレスコ・ジェイキューブが誕生することになりました。N・Sは他の2社の管理部スタッフとともに、合併タスクチーム「Project Growth」のメンバーになり(2022年1月)、主に人事・労務面の統合の担当者となりました。
「3社それぞれの制度・ルールで運用されていたものを統合する仕事でしたが、合併(2022年7月1日)までの約半年間に、給与体系から規定、事務手続きなどまでの調整をするのはけっこう大変な作業でした。管理部の人たちとはグループ会社の集まりなどで顔を合わせていたので、作業自体はスムーズに運びました」
Project Growthでの作業を進める中で、N・Sには「気がかりとテーマがありました」と話します。
「会社が合併するとなると、“新しいことが始まる”という期待がふくらむ一方で、今の仕事や職場はどうなるのだろうという不安や気がかりが誰にでもあると思います。Project Growthでは、社員の人たちが合併してよかったと思える会社になればいいなと考えて作業をしていました」
昨年は社員を対象としたイベントを数多く実施しました。8月のバーベキューイベント、10月のボーリング大会、12月のCJC Women’s Meetingとファミリーイベントがそれです。N・Sは「イベントに参加した人たちが楽しそうで以前よりも打ち解け合っている様子だったので、イベントをやっていく意義をあらためて実感しました」と話します。
クレスコ・ジェイキューブとなって1年半。N・Sは「会社の急速な変化についていく対応力とスピード感をもって仕事を進めるやり方が、少し身に付いた気がします」と語ります。
クレスコ・ジェイキューブは今、合併という地ならしを終え、飛躍へ向けた時期を迎えています。社員の採用にも積極的で、昨年は20名以上の新入社員を迎えたほか、中途入社の社員も毎月のように採用しました。さらに今年1月にはグループ会社の日本ソフトウェアデザイン株式会社の東京支店の9名が入社しました。そのほか「多様な働き方」へ向けた制度面でのさらなる整備や郡山開発センター(福島県)の増床、マーケティングの強化なども予定されています。
「会社では、飛躍への準備を進めるとともに、社員の挑戦や成長に対するサポートと、実力・成果主義の実践を約束しています。私自身はコーポレート管理部のスタッフとして、社員が楽しく働ける環境をさらに充実させていきたいと思っています」