H・E
2020年入社
カスタマーソリューション部1課
仕事とプライベートの「オン/オフをはっきりさせたい」と考えています。オフ・タイムの趣味はピストバイク(競技用自転車、超軽量)とインテリア。インテリアではスイスの家具メーカー、USMの収納家具シリーズ「USMハラー」が好きで、部屋に配置しています。照明はイサム・ノグチがデザインした「AKARI」。和紙を通した柔らかい明りの中で過ごす時間が気に入っています。
H・Eは2020年に旧アルスに入社し、iSeries Site 人事 CS版/給与 CS版の保守・運用・開発を主に担当してきました。現在もその延長で、「J CUBEケアサービス」のうちiSeries Site 人事 CS版/給与 CS版の法改正への対応や保守・運用を担当しています。J CUBEケアサービスは、日本IBM パックセンター(現在は閉鎖)が2022年6月末まで提供してきたサービスを当社が引き継いで2022年7月1日から提供しているもので、現在100社を超えるお客様やベンダー様がご利用中です(「J CUBEケアサービス」の詳細はこちら)。
H・Eはこのほか「SAP Success Factors」関連の開発も2022年5月から担当しています。SAP Success Factorsは、SAP社が開発した人事・人材マネジメント・給与に特化した情報管理ソリューションで、人事・給与・ワークフロー分野に経験と強みをもつ当社が「フォーカス製品・サービス」として注力しているクラウドサービスです。
「SAP Success Factorsで現在担当しているのは、SAP Success FactorsへデータインポートをするためのExcelマクロの開発で、帳票機能の作成も行っています。続けてSAP Success Factorsの機能を用いた目標管理モジュールの構築に取りかかる予定です。SAP Success Factorsの開発ではiSeries Siteの経験を活かせる部分があり、またGUIベースで機能を組み合わせていくSAP Success Factors特有の部分もあって、面白い経験ができると感じています」と、H・Eは話します。
H・Eは、入社からこの4年間に「仕事のやり方や自分自身を見つめ返す経験がありました」と、次のように語ります。
「入社2年目にプロジェクト・リーダー(PL)を任されたことがありました。初めてのPLで私なりに張り切って仕事に臨んだのですが、結果的にかなり消耗し気持ちが折れそうになったことがありました。そのときに少し経ってから気づいたのは、私自身の完璧主義的な考え方・やり方がマイナスに働いた、ということでした」
「私は性格的に何事に対しても完璧を求めるところがあって、仕事でも趣味でもこうあるべきと思うことをとことん追求するところがあります。初めてPLを任された案件は作業量も多く納期まであまり余裕がないというプロジェクトでしたが、そうした要件を理解しつつも、さまざまな局面で過度の完璧性を求めてしまったためにプロジェクトの進行に影響が出、その結果、自分自身を追い込むことになりました」
「しかしコードのレビューを受けることを考えても、レビューする先輩方は私よりもはるかにスキルと知見をもち、私が開発したコードには必ずコメントが付き、ときには修正の指摘もあるわけですから、レビューを受けられるレベルにプログラムがまとまったら先に先輩方に見てもらい、そのコメントや指示を受けて修正するほうがプロジェクトに流れを作ることができ、精神的・肉体的な無駄な疲労を避けることもできて賢明です。このときの気づきは私自身の仕事の進め方を考えるきっかけになり、その後は以前よりバランスよく仕事をこなせるようになったと考えています」
H・Eは現在、新入社員11人の研修トレーナーを務めています。担当はiSeries Site 人事 CS版/給与 CS版の初歩レベルの講習ですが、「自分の新人時代を振り返ると、新人にとってツールやシステムについて知ること学ぶことの1つ1つが新しい未知の世界へ進んでいく弾みとなりますから、疑問や質問にはできるだけ丁寧に説明するようにしています」と言います。
H・Eは「仕事とプライベートのオン/オフははっきりさせたいと思っています」と話します。仕事時間はおおよそ10時~18時と決め(当社はコア/フレックスタイム制です)、習得する必要のあるスキル/技術や業務知識は仕事時間中に習得するようにし、プライベートの時間に持ち込まないようにしています。
「オン/オフをはっきりさせることによって仕事への集中力が増すので、かえっていい結果になるように感じています。これも、先ほどお話した経験から得たセルフ・マネジメントの1つです」