「社長賞」受賞者は、Web会議動画から議事録を作成するアプリを開発|クローズ・アップ J Cuber

2024/06/20J Cuber

K・K

ロジスティックソリューション部

趣味は、自転車、映画と小説を読むこと。自転車はお気に入りのロードバイクを所有し、毎週、長距離のツーリングを楽しんでいます。都内北部の住まいから湘南へは何度もロードバイクを走らせているとか。「風を受けて走る気持ちよさは、ほかに代えがたいものがありますね」

K・Kは2015年入社で、今年9年目になるシステム・エンジニアです。入社後3年間は、当社の旅行業向けパッケージ「クリアルート」の製品開発や、医療系、人材派遣系のお客様のシステム開発を経験し、2018年から物流業のお客様の担当となりました。

現在のお客様は、日本を代表する総合物流企業の1社です。海運、航空、陸運、倉庫などの物流分野の大半を事業領域とし、多岐にわたる巨大なシステムを運用しています。当社は2000年代からシステム開発・運用のご支援に入り、40人以上のエンジニアを継続的に投入しています。K・Kはそのメンバーの一員です。

K・Kが現在担当しているのは、海外輸送システムのサブシステムとなる経理システムの再構築です。WindowsをベースにJavaやOracleを使ってスクラッチで開発しています。

「海外輸送システムは、通常の物流業務に加えて通関業務や国・地域ごとに異なる手続きに対応する必要があるため、難しいと感じることもあります。そのため月に1回「お客様業務勉強会」をメンバーたちと開いて理解を深めています。」

「海外輸送システムの面白いところは、海外と日本の貨物移動にさまざまな業務処理の工程があり、それを通して貨物や人の動きを知ることができる点です。世界の動きがとてもリアルに感じられます」

K・KはこれまでにJavaを用いてOracleやDb2を扱うシステムを担当してきました。最近は「Pythonに興味をもっています」と言います。

「Pythonは、今は業務で使用していないので、文法を全部マスターするというよりも面白そうなところを見つけて手を動かしているという感じです。昨年は、会社全体で新しい何かを一人ひとりが1つ身につけようという『+One』の取り組みを推進していたので、自分もPythonで何かやってみようと思い、Web会議を録画したMP4の動画ファイルからテキストを生成して議事録を作成するプログラムを開発しました」

K・Kは今年4月に複数ある表彰の中で「社長賞」を受賞しました。

「受賞の知らせを受けても最初はピンときませんでしたが、周りから祝福されるようになってうれしさが増し、気持ちが盛り上がりました。いいプロジェクトに入ってメンバーに恵まれた結果だと思っています」

K・Kは、仕事の充実感はプロジェクトが終了し本番利用が始まって落ち着いた頃にやってくる、と言います。

「業務で手を動かしたりメンバーをリードしているときは、スケジュールや品質のほうに頭がいって楽しいと思うことはほとんどありません。しかし開発したシステムが安定稼働しているのを見ると、何とも言えない達成感や充実感を覚えます」

今年度の会社全体のスローガンは、「ONLY ONE and PLUS ONE」。昨年度の「+One」に加えて「ONLY ONE」も目標となりました。K・Kは、「ONLY ONEとPLUS ONEについては今、いろいろと考え中です」と言います。

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